2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
朽ち果て、朝顔。
大体いつも信号に捕まる、そんな青い春を生きている。
どこにも行かないでと言った彼がどこに居るのかそもそも分からない。
雪溶けの口溶けは道化の如く。
行間の隙間や居間の隙間が寂しいから、二人は間も無く重なり合う。
田舎を口ずさむ。すると都会が拗ね出した。
私が傘を差すと、決まって空が剥がれ落ちる。
永遠があやとりを絡ませてしまいました。
黒いシミが、わたしの悲しみをしみじみ象る。
背後霊が私の眼前に佇む。
その輪郭だけを口ずさむ。